用意するもの スコアカード、教室に展示する黒板などのポスター用の材料 手順 1. 子供達に、放課後帰宅してから家の近所や地域社会における野生生物を助けたり傷つけたりしている因果関係又は全く影響を与えていないものを探させる。子供全員が最低一つは例を持ってくるように指導する。 2. 子供達が何を見つけたかについて簡単な話し合いを行い、情報を収集する。子供達に因果関係の成立する理由を説明させてみても良い。以下について考慮すること:最も驚くべき観察は何だったか? 野生生物に直接影響を与える人々の行動は何か?どの行動が野生生物にとって危害を与えうるものか?どの行動が野生生物にとって助けとなりうるものか?どの行動が野生生物にとって全く影響のないものか? 野生生物に影響を与えるどんな問題があったか?それらが問題であるとどう判断したか?それらの問題は将来的に改善されたり悪化しそうか?それらの問題を減少させたり排除するのに個人的又は地域社会的にとれる行動はあるか? 3. 次に子供達を4〜6人の小グループに分ける。グループ内でお互いの因果関係を出し合い、地域社会においてどれが野生生物を傷つけ、どれが助けになっているか決めさせる。グループ内でその他の例、例えば彼らの地域社会内では行われていないが野生生物に対して危害的又は養護的な因果関係、を付け加えさせてもいい。グループ内でアイディアを出し合い、重複しているものをなくした上でグループのアイディアのリストを作成させる。各グループから代表者によってグループのアイディアを発表させる。 4. 教師又は一つの小グループによって全てのアイディアをまとめた「コミュニティー・ワイルドライフ・スコアーカード」を作成する。 5. 各子供又は各グループにそのコピーを渡す。例: Community Wildlife Scorecard 氏名: *表の読み合わせをし、子供達が各項目で何を求めているのかについてはっきり理解しているか確認する。
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